一匹狼だった私が、降格して初めて気づいた「仲間」の大切さ
2026年07月03日 ブログ
私はハウスメーカーで住宅営業として働き、支店長まで任されました。
若い頃から営業成績だけは誰にも負けたくない。
「自分一人で結果を出せばいい。」
そんな気持ちが強く、どちらかというと一匹狼タイプでした。
もちろん部下との会話はありましたが、本当の意味で仲間を頼ることや、一緒に喜び、一緒に悩むことは少なかったように思います。
そんなある日、私は支店長を降格することになりました。
当時は悔しくて仕方ありませんでした。
「自分はこんなに頑張ってきたのに。」
そう思ったこともあります。
しかし、その経験があったからこそ、初めて見えた景色がありました。
支店長という肩書きを失った私に、変わらず声を掛けてくれる仲間がいました。
「大丈夫ですか。」
「また一緒に頑張りましょう。」
その何気ない一言が、どれだけ心に染みたことか。
営業は一人で契約を取る仕事に見えるかもしれません。
しかし実際は、設計、施工、インテリアコーディネーター、事務スタッフ、展示場スタッフなど、多くの仲間がいて初めてお客様に家を届けることができます。
一匹狼でも、ある程度の結果は出せるでしょう。
ですが、長く活躍し続ける人は、周りから応援される人です。
仲間に助けられ、仲間を助ける。
その積み重ねが、最後には大きな差になります。
私は降格という経験を通して、それまで見えていなかった大切なことを学びました。
今振り返れば、あの経験が私を成長させてくれたのだと思います。
もし今、一人で仕事を抱え込み、周りとのコミュニケーションを後回しにしている方がいるなら、一度だけ立ち止まってみてください。
営業力も大切です。
知識も大切です。
でも、それ以上に大切なのは、一緒に働く仲間との信頼関係なのかもしれません。
仕事の最後に残るのは、売上だけではありません。
「あの人と一緒に働けて良かった。」
そう言ってもらえる人生は、とても幸せな人生だと私は思います。
